元偏差値40

誰のためでもない自分のためだけの記録

「りっこ28」という存在

いつものようにwakatte.tvで学歴コンプレックスを刺激する自傷行為にふけていたとき、奇怪なチャンネルに遭遇した。

 

本記事のタイトルでもある、りっこ28 - YouTubeである。

 

その内容には衝撃を受けた。以下に、私の書ける限りで紹介をする。

 

チャンネルの主人公はりっこ、偏差値28の元大学受験生。

国公立大学志望の理系であった。

 

りっこは非常に純度の高いバカである。

 

その奇天烈なキャラクターは演技を疑うほどであり、本気であれば何かの病気(失礼だが知能に対して)を抱えているのではないかと思うほどだ。

 

しかしりっこ、妙に言葉達者である。

 

抑揚、リズム、言葉選び、とても偏差値28のトーク水準とは思えない。

 

論理的思考力は弱いようで論理が破綻した持論を展開することもあるが、やけに感情のこもったりっこの演説はどこかの自己啓発セミナーを彷彿させる。

 

虚言癖があり、道理に欠け、自己中心的で自身を客観視できないクズ人間であるが、不可解な要素が複雑に絡み合った「りっこワールド」は不愉快になるとわかっていても見てしまう中毒性がある。

 

教祖の才能が開花すれば、第二の麻原〇晃になるかもしれない。

 

「りっこ28」は、そんな得体の知れないモンスターを第三者である叔母が撮影したものである。

 

ノンフィクションで奇妙な家族関係、ときには視聴者目線に立った厳しい指摘など、「りっこ28」のブランディング、運営の舵取りをしているのは叔母で間違いないだろう。

 

りっこ叔母は、視聴者が求めるコンテンツ、視聴者の細かいニーズを把握している。

 

ニーズがあるから模試の結果を公開し、コメント欄を解放している。

叔母は非常に自然な流れで、りっこをモンスターへ昇華させた。

 

視聴者は叔母の用意したりっこを叩き、叔母はまた叩かれるりっこを用意する。

 

りっこという素で頭のおかしい危険な人間を、人工的に加工してエンターテイメントに仕上げた叔母の才能はノーベル賞ものだろう。

 

ホンモノのりっこ、策士の叔母。

 

2人の天才が生み出した日本屈指の闇が深いチャンネル、「りっこ28」をどうかご視聴願いたい。